帝国博物館(読み)ていこくはくぶつかん

精選版 日本国語大辞典 「帝国博物館」の意味・読み・例文・類語

ていこく‐はくぶつかん ‥ハクブツクヮン【帝国博物館】

明治二二年(一八八九東京に設立された宮内省所管の博物館。同三三年六月、東京帝室博物館改称。さらに、昭和二五年(一九五〇文化財保護委員会文化庁)の付属機関となり、同二七年東京国立博物館と改称。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の帝国博物館の言及

【東京国立博物館】より

…ようやく近代国家をめざして歩みはじめた明治体制の方策模索を反映している。89年に制度が改まり,上野の館を帝国博物館とし,新たに帝国京都博物館,帝国奈良博物館を設置し,帝国博物館に総長をおいて3館を統括させた。これはさらに1900年,それぞれ東京帝室博物館,京都帝室博物館(京都国立博物館),奈良帝室博物館(奈良国立博物館)と改まった。…

※「帝国博物館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android