師吉名(読み)もろよしみよう

日本歴史地名大系 「師吉名」の解説

師吉名
もろよしみよう

師吉に比定される怡土いと庄内地名。嘉元三年(一三〇五)八月二日の鎮西下知状(大友文書/鎌倉遺文二九)によれば、怡土庄友永ともなが方地頭大友貞親代寂念が同庄名主らの年貢抑留・公事対捍を鎮西探題に訴えたなかに師吉名の名主三雲孫三郎入道法円がみえる。延文五年(一三六〇)六月一七日の藤原氏輔安堵状(勝福寺文書/南北朝遺文(九州編)四)によると「友永方之中金丸名地頭給壱町」とともに「師吉名地頭給壱町」を今津万福いまづばんぷく(現福岡市西区)領として勝福しようふく(現同上)長老方外に安堵している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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