席駄(読み)セキダ

精選版 日本国語大辞典 「席駄」の意味・読み・例文・類語

せき‐だ【席駄・雪駄】

  1. 〘 名詞 〙せった(雪駄)
    1. [初出の実例]「はき物せきた、一束送了」(出典:言経卿記‐天正一七年(1589)九月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の席駄の言及

【雪駄】より

…また,踵に尻鉄(しりがね)を打つようになったが,これは近江国大津の革足袋屋が創作したもので,強いことから石割り雪踏といった。《嬉遊笑覧》に石割せきだ,大津せきだとあるので,関西ではセキダ(席駄)といったことがわかる。今日でも関西ではセキダと呼び,関東ではセッタというが,いずれもセチダの訛(なま)りである。…

※「席駄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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