常世の虫(読み)とこよのむし

精選版 日本国語大辞典 「常世の虫」の意味・読み・例文・類語

とこよ【常世】 の 虫(むし)

  1. 常世の国にいた不思議な霊力を持つという虫。
    1. [初出の実例]「都鄙の人、常世の虫を取りて、清座に置き、歌ひ儛ひて、福を求り珍財を棄捨つ」(出典:日本書紀(720)皇極三年七月)

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