コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

常世 トコヨ

デジタル大辞泉の解説

とこ‐よ【常世】

常世の国1」に同じ。
「―にと我が行かなくに小金門(をかなと)にもの悲しらに」〈・七二三〉
常世の国2」に同じ。
「田道間守(たぢまもり)―に渡り」〈・四一一一〉
永久に変わらないこと。永遠。
「我妹子(わぎもこ)が見し鞆(とも)の浦のむろの木は―にあれど見し人そなき」〈・四四六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

とこよ【常世】

( 名 ・形動ナリ )
永久に変わらない・こと(さま)。永遠。 「呉床座あぐらいの神の御手もち弾く琴に舞する女おみな-にもがも/古事記
常世の国 」に同じ。 「心から-を捨てて鳴く雁を雲のよそにも思ひけるかな/源氏 須磨

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の常世の言及

【常世国】より

…海のかなたにあるとされた異郷で,永遠不変の国の意。記紀の伝承では大己貴(おおなむち)とともに国作りした少彦名(すくなびこな)命が常世国に渡ったといい,垂仁天皇は田道間守(たじまもり)を常世国につかわして非時(ときじく)の香(かく)の木の実(橘)を求めさせたなどとある。《万葉集》の浦島子を詠んだ歌には〈ワタツミの国〉を〈トコヨ〉と表現し,〈常世の浪の重浪(しきなみ)よする国〉という常套句もあって,海原の印象と切り離せない。…

※「常世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

常世の関連キーワード小佐川常世(初代)栃木県佐野市豊代町佐野川花妻(2代)小佐川常世(3代)大阪府八尾市神宮寺賓・客・客人ニライカナイ仁井田碓嶺岩井 染八佐々木宇考三毛入野命言へらく大生部多常盤の国加藤枝直少彦名命鳥名子舞田道間守宮野尹賢言葉の末

常世の関連情報