精選版 日本国語大辞典「常世」の解説
とこ‐よ【常世】
〘名〙
① (形動) 永久に変わらないこと。いつまでも続いているもの。また、そのさま。永久。永遠。
② =とこよ(常世)の国①
※古事記(712)中・歌謡「この御酒は わが御酒ならず 酒(くし)のかみ 登許余(トコヨ)にいます」
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…海のかなたにあるとされた異郷で,永遠不変の国の意。記紀の伝承では大己貴(おおなむち)とともに国作りした少彦名(すくなびこな)命が常世国に渡ったといい,垂仁天皇は田道間守(たじまもり)を常世国につかわして非時(ときじく)の香(かく)の木の実(橘)を求めさせたなどとある。《万葉集》の浦島子を詠んだ歌には〈ワタツミの国〉を〈トコヨ〉と表現し,〈常世の浪の重浪(しきなみ)よする国〉という常套句もあって,海原の印象と切り離せない。…
※「常世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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