常世辺(読み)とこよべ

精選版 日本国語大辞典 「常世辺」の意味・読み・例文・類語

とこよ‐べ【常世辺】

  1. 〘 名詞 〙 常世の国の方。常世の国のあたり。
    1. [初出の実例]「常世辺(とこよへ)に また帰り来て 今のごと 逢はむとならば」(出典万葉集(8C後)九・一七四〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android