平均変化率(読み)へいきんへんかりつ

精選版 日本国語大辞典 「平均変化率」の意味・読み・例文・類語

へいきん‐へんかりつ‥ヘンクヮリツ【平均変化率】

  1. 〘 名詞 〙 関数変化割合。すなわち、xの関数yがあって、xがx1からx2まで変化したとき、それに応じてyの値がy1からy2まで変化したならば、このときのx、yの変化高の比の値のことを、xがx1からx2まで変化したときのyの平均変化率という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の平均変化率の言及

【微分】より

…変数xの値がaからbまで変化するときに,関数の値はf(a)からf(b)までf(b)-f(a)だけ変化するから,このときのxの値の変化⊿xbaに対する関数の値yの変化⊿yf(b)-f(a)の割合は,である。これは前の例における平均の速さに当たるもので,この値を,xaからbまで変化するときの関数f(x)の平均変化率という。次に,前の例の瞬間の速さに当たるものとして,xaにおける変化率を考えるため,baに近づけてみる。…

※「平均変化率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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