ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平均有効圧力」の意味・わかりやすい解説 平均有効圧力へいきんゆうこうあつりょくmean effective pressure 内燃機関または蒸気機関において,1サイクルあたりの仕事量を機関の行程容積で割ったもので,機関が単位容積あたりになし得る仕事量を表わすのに用いられる。1サイクルあたりの仕事としては理論,図示,正味仕事の3つがあるので,おのおのに対する平均有効圧力が得られ,理論平均有効圧力,図示平均有効圧力,正味平均有効圧力と呼ぶ。また1サイクルあたりの摩擦仕事を行程容積で割った値を摩擦平均有効圧力と呼ぶ。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by