精選版 日本国語大辞典 「平更」の意味・読み・例文・類語 ひら‐さら【平更】 〘 副詞 〙① ひたすら。ひとえに。ぜひとも。また、下に否定の語を伴って「まったく…でない」意を表わす。[初出の実例]「ただとくしんのもののことなれば、ひらさらかみをそって、しゅけにないてたまはれと」(出典:説経節・説経苅萱(1631)上)② 一体全体。そもそも。[初出の実例]「ふしぎいよいよはれず。〈略〉ひらさら、いかなる事にやと問ふ」(出典:咄本・初音草噺大鑑(1698)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例