平良とみ(読み)たいらとみ

知恵蔵mini 「平良とみ」の解説

平良とみ

日本の女優、沖縄芝居役者。1928年11月5日、沖縄県那覇市生まれ。本名・平良トミ子。幼少期は石垣島で過ごし、13歳の時に翁長小次郎一座に入団。その後「ときわ座」などを経て、82年に夫の俳優・平良進と「劇団綾船」を結成した。沖縄芝居を中心とし舞台などで活躍し、99年、沖縄を舞台とした映画「ナビィの恋」(中江裕司監督)に出演して注目された。2001年のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で「おばぁ」役を演じ、全国的な人気を得る。その他、02年「ホテル・ハイビスカス」(中江裕司監督)、06年「涙そうそう」(土井裕泰監督)などの映画や、「トリック TRICK」(テレビ朝日系列)、「ちゅらさん」シリーズなどテレビドラマでも名脇役として活躍した。沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者。14年、旭日双光章を受章。15年12月6日、敗血症による呼吸不全のため死去。享年87。

(2015-12-8)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

367日誕生日大事典 「平良とみ」の解説

平良 とみ (たいら とみ)

生年月日:1929年11月5日
昭和時代;平成時代の女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android