平野増吉(読み)ヒラノ マスキチ

20世紀日本人名事典 「平野増吉」の解説

平野 増吉
ヒラノ マスキチ

明治〜昭和期の実業家,政治家 衆院議員(民主党)。



生年
明治11(1878)年4月20日

没年
昭和34(1959)年11月1日

出身地
岐阜県

経歴
明治24年林業界に入る。庄川木材取締役、飛州木材専務、日本農林新聞社長、岐阜県木材組合連合会会長となり、のち岐阜県木材協同組合理事長、木曽林産開発取締役を務める。この間、流木権と山村民の生活権をめぐって電力会社と争う。40年の長良川事件、大正11年の木曽川事件、15年の庄川事件などで中心的な役割を果たした。昭和21年岐阜県から衆院議員(民主党)に当選1回。また日本進歩党常議員・総務委員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平野増吉」の解説

平野増吉 ひらの-ますきち

1878-1959 明治-昭和時代の実業家,政治家。
明治11年4月20日生まれ。平野力三の兄。平野三郎の父。明治24年林業界にはいる。流木権と山村民の生活権をめぐって電力会社とあらそう。40年の長良川事件,大正11年の木曾川事件,15年の庄川事件などで中心的役割をはたした。昭和21年衆議院議員(民主党)。昭和34年11月1日死去。81歳。岐阜県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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