幼児洗礼(読み)ようじせんれい(その他表記)infant baptism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「幼児洗礼」の意味・わかりやすい解説

幼児洗礼
ようじせんれい
infant baptism

幼児洗礼を施すこと。幼児洗礼についての証言は3世紀以来存在し,初代教会におけるその事実性についても疑う者は少くなっている。幼児洗礼の根拠は,洗礼が神の救いの働きのしるしであり,神の働きが人間応答に先行する点に求められる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の幼児洗礼の言及

【洗礼】より

…洗礼式は,通例日曜日の礼拝において,按手を受けた教師によって執行される。キリスト者の両親が自分の子どもに洗礼を受けさせたいと願い,教会が承認すると,幼児洗礼(小児洗礼)が行われる。その場合,子どもが成人して自覚的に信仰を持ったとき,改めて信仰告白式(堅信礼)を行い,初めて一人前のキリスト者として認められる。…

※「幼児洗礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む