精選版 日本国語大辞典 「幾雲居」の意味・読み・例文・類語
いく‐くもい‥くもゐ【幾雲居】
- 〘 名詞 〙 いくつか重なった雲のある所の意から、遠くへだたっているさまを強めていう語。
- [初出の実例]「いかばかり空を仰ぎて歎くらむいく雲井とも知らぬ別れを〈よみ人しらず〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)別・四九九)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...