精選版 日本国語大辞典 「幾雲居」の意味・読み・例文・類語
いく‐くもい‥くもゐ【幾雲居】
- 〘 名詞 〙 いくつか重なった雲のある所の意から、遠くへだたっているさまを強めていう語。
- [初出の実例]「いかばかり空を仰ぎて歎くらむいく雲井とも知らぬ別れを〈よみ人しらず〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)別・四九九)
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