広島庫夫(読み)ヒロシマ クラオ

20世紀日本人名事典 「広島庫夫」の解説

広島 庫夫
ヒロシマ クラオ

昭和期のマラソン選手



生年
昭和3(1928)年12月5日

没年
平成8(1996)年5月11日

出身地
宮崎県北郷町

経歴
昭和25年旭化成に入り、29年ボストン・マラソンで4位入賞。32、34年の朝日国際マラソン(現・福岡国際マラソン)では外国勢を抑えて優勝した。31年メルボルン五輪、35年ローマ五輪に出場。いずれも30位台だったが、力強い走りは“重戦車”と呼ばれ人気を集めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広島庫夫」の解説

広島庫夫 ひろしま-くらお

1928-1996 昭和時代後期のマラソン選手。
昭和3年12月5日生まれ。昭和25年旭化成に入社。29年ボストン-マラソンで4位。32年と34年の朝日国際マラソン(現福岡国際マラソン)で優勝。メルボルン五輪,ローマ五輪に出場。力強い走法から「重戦車」とよばれた。30回のマラソンで7回優勝。のち旭化成陸上部コーチとして甥(おい)の広島日出国らを指導した。平成8年5月11日死去。67歳。宮崎県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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