床自物(読み)とこじもの

精選版 日本国語大辞典 「床自物」の意味・読み・例文・類語

とこ‐じもの【床自物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は、…のようなもの、…であるものの意を表わす接尾語 ) 床のようなもの。副詞的に用いられて、床のように。
    1. [初出の実例]「玉桙の 道の隈廻に 草手折り 柴取り敷きて 等許自母能(トコジモノ) うち臥(こ)い伏して 思ひつつ 歎き伏せらく」(出典万葉集(8C後)五・八八六)

床自物の補助注記

挙例は、古写本に「等計自母能(トケジモノ)」とあるが、「計」を「許」の誤りとする説による。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 隈廻 名詞 実例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む