精選版 日本国語大辞典 「底寒い」の意味・読み・例文・類語
そこ‐さむ・い【底寒】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]そこさむ・し 〘 形容詞ク活用 〙 体の芯(しん)まで冷えるように寒い。- [初出の実例]「にわかに暖になったほどに、まだそこさむいぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)五)
- 「絹裏の肌触底寒く、起居の忙きをこそ春とは覚えしが」(出典:不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉三)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...