デジタル大辞泉 「起居」の意味・読み・例文・類語 き‐きょ【起居】 [名](スル)1 立ったり座ったりすること。立ち居。「起居進退」2 日常の生活。起き伏し。「起居を共にする」「仮宿舎に起居する」3 ふだんのようす。動静。「書簡で起居安否を問う」[類語](1)立ち居振る舞い・立ち振る舞い・行住坐臥・挙措/(2)生活・暮らし・世渡り・渡世とせい・処世しょせい・寝食しんしょく・寝起き・衣食住・生きる・食べる・暮らす・やっていく・食う・口を糊のりする 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「起居」の意味・読み・例文・類語 き‐きょ【起居】 〘 名詞 〙① 立ったり、すわったりすること。立ち居ふるまい。転じて、日常の生活。[初出の実例]「右以今月十三日得二腰病一、不レ便二起居一」(出典:正倉院文書‐天平宝字五年(761)正月一五日・十市倭麻呂解)「巣鴨の病院に起居してゐる」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)[その他の文献]〔書経‐冏命〕② ふだんのようす。動静。安否。[初出の実例]「謁(つか)へまつらずして恋ひ思ふこと間(ひま)無し。起居安きや否(いな)や」(出典:日本霊異記(810‐824)上)[その他の文献]〔春秋左伝注‐昭公二五年〕③ 御機嫌を伺うこと。[初出の実例]「送下桂上人帰二旧隠一起中居諸昆上」(出典:蕉堅藁(1403))④ 起きていること。起き上がっていること。[初出の実例]「ちゃっとしめうとすれどもしめられぬ処で、我性の急なる処を、起居に自戒めんとてぞ」(出典:史記抄(1477)一七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「起居」の読み・字形・画数・意味 【起居】ききよ おきふし。安否。〔世説新語、言語〕司(和)~を(と)りて曰く、王光祿(含)く言をけ、(王導)塵を路にり、群下からず。體の居何如を審(つまび)らかにせず。字通「起」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報