店蔵(読み)ミセグラ

デジタル大辞泉 「店蔵」の意味・読み・例文・類語

みせ‐ぐら【店蔵】

土蔵造りにした店。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「店蔵」の意味・読み・例文・類語

みせ‐ぐら【店蔵】

〘名〙 防火などのため、土蔵造りにした店。
人情本・閑情末摘花(1839‐41)三「三間半の庫舗(ミセグラ)に、福見屋といふ暖簾をかけ」

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世界大百科事典(旧版)内の店蔵の言及

【土蔵造】より

…室町時代末以後は城郭に利用されて発達し,桃山~江戸時代には民家や寺院建築にも広がった。農家ではもっぱら倉に用いられたが,市街地の商家では店舗(店蔵(みせぐら)という)や座敷にも利用された。関東と関西では形式が少し異なり,関東では腰巻があって軒の鉢巻が幅広いが,関西には腰巻がなく鉢巻も狭い。…

※「店蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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