延宝年間金沢城下図(読み)えんぽうねんかんかなざわじようかず

日本歴史地名大系 「延宝年間金沢城下図」の解説

延宝年間金沢城下図(延宝町絵図)
えんぽうねんかんかなざわじようかず

一九〇×一六七センチ

成立 延宝年間、大正二年氏家栄太郎写

写本 金沢市立図書館

解説 本図に先行するものとして寛文八年の加賀国金沢之絵図があり、寛文図は侍・町方・寺社の各ブロックを表示するものであるが、本図では寛文図以降の変化を加除し、本来の武家地・町地区分のほかに町地では街路距離、武家地では武士名および大身の邸地の方寸・合紋が付され、寺社名も記されている。図は往来(黄)・河溝(青)・橋(朱)・総構土居(墨)で彩色表示され、完成段階の城下様相をみることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む