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[カント,ヘーゲル]
近代も18世紀になって,カントが再び論理学一般と弁証法とを区別した。カントの場合,Dialektikとは,悟性論理を超経験的な物自体界にまで推及しようとする,人間理性にとって必然的ではあるが所詮は〈仮象の論理学〉にすぎないものとされる(カントの場合,Dialektikは〈弁証論〉と訳される)。カントは,矛盾律を原理とする形式論理は真理にとって十分条件ではないが必要条件であると考え,形式論理を超経験界にまで適用しようとするかぎりで弁証論的過誤に陥るという。…
※「弁証論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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