弄ふ(読み)イロウ

デジタル大辞泉 「弄ふ」の意味・読み・例文・類語

いろ・う〔いろふ〕【弄ふ/×綺ふ】

[動ハ四]
かかわり合う。関与する。
「例の忍ぶる道はいつとなく―・ひつかうまつる人なれば」〈松風
口出しする。干渉する。
「いふかひなき者のひいでて、―・ふまじき事に―・ひ」〈平家・二〉
言い争う。さからう。
「武藤太も、酒なくてはいかで情を引くことあらん、と思ひて深くも―・はず」〈読・弓張月・前〉
手で触れる。さわる。いじる。→いら
「頭を―・うてみる」〈虎明狂・

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む