弓立ち(読み)ユダチ

デジタル大辞泉 「弓立ち」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐だち【弓立ち】

射手が弓を構えて立つこと。
「あるべきやうに―して」〈宇治拾遺・一五〉
射場に出る用意をすること。
「今日はみな―の射手の外までもすずの平題箭いたつき腰なれにけり」〈新撰六帖・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む