弓竹(読み)ゆみたけ

精選版 日本国語大辞典 「弓竹」の意味・読み・例文・類語

ゆみ‐たけ【弓竹】

  1. 〘 名詞 〙 弓をつくるのに用いる竹。
    1. [初出の実例]「ゆみたけの数も及ばぬ山中にはるばる一人妹恋めやも〈藤原光俊〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む