引抜き機械(読み)ひきぬききかい(その他表記)drawing machine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「引抜き機械」の意味・わかりやすい解説

引抜き機械
ひきぬききかい
drawing machine

ダイスの穴を通して素材を引抜き,ダイス孔と同じ形状の断面寸法にする加工 (引抜き加工) に用いられる機械総称。 (1) 伸線機 線材を丸いキャプスタンまたはブロックといわれる部品に巻取りつつ加工するもので,引抜き線と巻取り部との間のスリップ (滑り) の有無によってスリップ型とノンスリップ型に分ける。 (2) ドローベンチ 線材を巻取らずに直線的に引抜く機械で,丸棒,管,その他の断面形状のものも加工できる。鎖で駆動するチェーン式ドローベンチが代表的である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む