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有無 うむbhāva-abhāva

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

有無
うむ
bhāva-abhāva

仏教用語。存在と非存在。仏教では存在するものはすべて一時的な仮のものであり,諸条件によって生滅するものであるから,存在それ自体に不変常住な固定的実体はないと考える。存在に固定的実体を認めるのが「有」の見解である。逆に,すべての存在を否定してしまうのを「無」の見解という。仏教は,すべてが諸条件によって生滅するという事実に立って,「有」と「無」という両極端の見解に陥ることを戒めている。この立場が仏教の「中道」である。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

う‐む【有無】

あることとないこと。あるなし。「在庫の有無を問い合わせる」
承諾することと断ること。承知と不承知。「事ここに立ち至ればもはや有無はあるまい」
仏語。存在するものと存在しないもの。また、存在することと存在しないこと。

ゆう‐む〔イウ‐〕【有無】

うむ(有無)

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

うむ【有無】

あることとないこと。あるなし。 「返事の-にかかわらず出発する」
承知と不承知。諾否。 「申々、-の御返事を仰せられい/狂言・瓜盗人」
生死、勝敗、黒白など対立する二つの概念。
〘仏〙 すべての存在するものとしないもの。 → 有無に

ゆうむ【有無】

出典|三省堂
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