弘法筆を択ばず(読み)コウボウフデヲエラバズ

デジタル大辞泉 「弘法筆を択ばず」の意味・読み・例文・類語

弘法こうぼうふでえらばず

弘法大師は筆のよしあしを問題しない。真に一芸に長じた人は、どんな道具を使ってもりっぱな仕事をするたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弘法筆を択ばず」の意味・読み・例文・類語

こうぼう【弘法】 筆(ふで)を択(えら)ばず

(弘法大師のような書道名人は、筆の良い悪いを問題にしないの意) 真にその道にひいでた人は、どんな道具を使っても優れた成果を上げるものである。道具の良い悪いにこだわるのは真に腕前のある人ではないの意。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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