日本歴史地名大系 「弾正作横穴群」の解説 弾正作横穴群だんじようさくよこあなぐん 福島県:いわき市旧好間村地区小谷作村弾正作横穴群[現在地名]いわき市好間町小谷作夏井(なつい)川右岸の東に張出す丘陵先端に位置し、南斜面の中腹に存在する。好間中核工業団地造成に伴い、昭和五五年(一九八〇)に調査された。六〇〇〇平方メートル内に前庭部の短い二群の横穴一五八基(A地区四四基、B地区一一四基)と、その時期を前後する竪穴住居跡一六棟が検出された。横穴は標高三五―四五メートル内外に上下二段に穿築され、構造的には退化形式のもので総体として小規模である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by