小谷作村(読み)おやさくむら

日本歴史地名大系 「小谷作村」の解説

小谷作村
おやさくむら

[現在地名]いわき市好間町小谷作よしままちおやさく

好間川左岸にあり、北東夏井なつい川が南東流する。東は今新田いまにいだ村、北東は愛谷あいや村、南は下好間村、西は北好間村。宝治二年(一二四八)六月日の伊賀光宗置文(飯野八幡宮文書、以下断りのない場合同文書)によれば、好島西よしまにし庄の預所職が子息六郎左衛門尉光綱に与えられたが「当庄内今新田・小谷佐子・仏崎内荒野」は除かれていた。永仁五年(一二九七)八月八日の八幡宮鳥居作料等配分状案に「九十文 白米三升五合 小谷佐古分」が割当てられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android