彌離来(読み)いやざかりく

精選版 日本国語大辞典 「彌離来」の意味・読み・例文・類語

いやざかり‐・く【彌離来】

  1. 〘 自動詞 カ行変 〙 ( 「いや」は副詞 ) いよいよ遠く離れてくる。ますます遠ざかってくる。
    1. [初出の実例]「上野のくろほの嶺ろのくずはがた愛(かな)しけ子らに伊夜射可里来(イヤザカリく)も」(出典万葉集(8C後)一四・三四一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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