嶺ろ(読み)ネロ

デジタル大辞泉 「嶺ろ」の意味・読み・例文・類語

ね‐ろ【×嶺ろ】

《「ろ」は接尾語。上代東国方言》みね。ね。
馬来田うまぐたの―に隠り居かくだにも国の遠かば目欲りせむ」〈・三三八三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嶺ろ」の意味・読み・例文・類語

ね‐ろ【嶺ろ】

〘名〙 (「ろ」は接尾語) =ね(嶺)
万葉(8C後)一四・三三七〇「足柄(あしがり)箱根の禰呂(ネロ)のにこ草の花つ妻なれや紐解かず寝む」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android