当を幸い(読み)あたるをさいわい

精選版 日本国語大辞典 「当を幸い」の意味・読み・例文・類語

あたる【当】 を 幸(さいわ)い(に)

  1. 手に当たるを幸いとして。手当たりしだい。
    1. [初出の実例]「大なぎなたをぐるまにまはし、あたるをさいわいに〈略〉、はらりはらりときってまはるありさまは」(出典:御伽草子・はもち中将(近古小説新纂所収)(室町末)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む