当春(読み)とうはる

精選版 日本国語大辞典 「当春」の意味・読み・例文・類語

とう‐はるタウ‥【当春】

  1. 〘 名詞 〙 この年の春。今年の春。とうしゅん。
    1. [初出の実例]「当春(タウハル)は、不思議な御縁に引かされて」(出典人情本・恩愛二葉草(1834)初)

とう‐しゅんタウ‥【当春】

  1. 〘 名詞 〙 ことしの春。この春。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「当春の句共別紙に書付け進じ候」(出典:此筋・千川宛芭蕉書簡‐元祿三年(1690)四月一〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む