彼に(読み)あれに

精選版 日本国語大辞典 「彼に」の意味・読み・例文・類語

あれ‐に【彼に】

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 対称の「あれ(彼)」に助詞「に」が付き一語のようになったもの ) 対称。あなた。
    1. [初出の実例]「あれにと雑談申さうよりは御子息と雑談申たいぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)一)
    2. 「あれにさへゆかうとおもはば、たれ成共おいておりやれ」(出典:虎明本狂言・飛越(室町末‐近世初))

彼にの補助注記

抄物では上位者に用いた例があるが、狂言では、ほぼ対等の相手に用いている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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