往生もふのもの(読み)おうじょうもふのもの

精選版 日本国語大辞典 「往生もふのもの」の意味・読み・例文・類語

おうじょう【往生】 も ふのもの

  1. ( 「ふ」は運、巡り合わせの意 ) よい往生を遂げることは、日ごろの信心もさることながら、やはりその人の運ということが左右するということ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「上のかなたより美美しき葬礼来れり。〈略〉あなうらやましな。往生もふのものなどいひあへるを聞(きく)も」(出典仮名草子・是楽物語(1655‐58)上)

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