待草臥(読み)まちくたびれる

精選版 日本国語大辞典 「待草臥」の意味・読み・例文・類語

まち‐くたび・れる【待草臥】

〘自ラ下一〙 まちくたび・る 〘自ラ下二〙 長い間待って疲れる。つかれていやになるほど長い間待つ。まちくたぶれる。まちわびる。
浮世草子・好色貝合(1687)上「待(マチ)くたびれさせて来るにさへ、例のすえ腰のいたりあゆみ」

まち‐くたぶ・れる【待草臥】

※新梅ごよみ(1901)〈永井荷風〉七「万一用の都合で後れたり抔すると、お前も待労(マチクタブ)れるし」

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