精選版 日本国語大辞典 「後引上戸」の意味・読み・例文・類語 あとひき‐じょうご‥ジャウゴ【後引上戸】 〘 名詞 〙① 後引きの癖のある酒飲み。[初出の実例]「跡引上戸の荷主に呑せ」(出典:雑俳・歌羅衣(1834‐44)一)② いつまでもだらだらと続くことのたとえ。[初出の実例]「拾遺の種を巻返し御高覧の程を願たしと是も梅彦(さくしゃ)が跡引上戸(アトヒキゼウゴ)ヲット此序文も長いは却而(かへって)御退屈」(出典:人情本・春秋二季種(1844‐61頃)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例