後楯(読み)うしろだて

精選版 日本国語大辞典 「後楯」の意味・読み・例文・類語

うしろ‐だて【後楯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 背面を防ぐために楯とするもの。後ろを防ぐもの。うしろぞなえ。あとぞなえ。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 陰にあって、助けたり守ったりすること。また、その人や物事。うしろだより。うしろみ。
    1. [初出の実例]「うしろだてにはなり申(まうす)べし。頼しく思ひ給へ」(出典曾我物語(南北朝頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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