徒恋(読み)あだこい

精選版 日本国語大辞典 「徒恋」の意味・読み・例文・類語

あだ‐こい‥こひ【徒恋】

  1. 〘 名詞 〙 むなしい恋。実を結ばない恋。
    1. [初出の実例]「太夫中間の立者といはれし程の全盛の末も、とげぬあだ恋にのぼりつめて此通」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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