徒惚(読み)あだぼれ

精選版 日本国語大辞典 「徒惚」の意味・読み・例文・類語

あだ‐ぼれ【徒惚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 思いをかけても、そのかいのない恋をすること。また、その恋。
    1. [初出の実例]「あだぼれして、此長作は捨られた」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)上)
  3. 浮気心から恋をすること。また、その恋。かりそめの恋。
    1. [初出の実例]「讒言やをのが驕を思ふらん ぬしある袖をしたふあだぼれ〈昌房〉」(出典:俳諧・誹諧独吟集(1666)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む