御子神(読み)みこがみ

精選版 日本国語大辞典 「御子神」の意味・読み・例文・類語

みこ‐がみ【御子神】

〘名〙 四国中国でまつられる霊神神職の死後一五年ぐらい経てまつるものともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の御子神の言及

【おしら信仰】より

…東北地方に分布する家の神(屋内神)の信仰。桑の木などの木の先に,男女2体の顔や馬などの顔を彫刻または墨がきしたものにオセンダクと称する衣装を包頭形もしくは貫頭形に着せて,家の中の神棚の祠に納めまつったものをオシラ様もしくはオシラボトケという。福島県のオシンメイ様や岩手・山形両県にみられるオクナイ様も同系統の神であろう。村の草分け的な旧家にまつられていることが多いが,イタコなどの宗教者が所有していることもある。…

【若宮】より

…本宮に対する新宮,親神に対する御子神をいう。八幡宮における若宮八幡(仁徳天皇),春日社の春日若宮(天押雲根命)などがその代表的な例である。…

※「御子神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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