御尤(読み)ごもっとも

精選版 日本国語大辞典 「御尤」の意味・読み・例文・類語

ご‐もっとも【御尤】

〘形動〙 (「ご」は接頭語) 相手を敬って、その言い分が理にかなっていることを表わす語。その通りであるさま。御道理。
※虎明本狂言・武悪(室町末‐近世初)「ぶほうこうにござった程に御尤でござる」
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉七「御尤(ゴモットモ)だ。御尤(ゴモットモ)な事ばかり云ふ男だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android