御格子参る(読み)ミコウシマイル

デジタル大辞泉 「御格子参る」の意味・読み・例文・類語

御格子みこうしまい・る

高貴な人の部屋格子をあげる。または、おろす。
「雪のいと高う降りたるを、例ならず、―・りて(=オオロシシタママデ)」〈・二九九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御格子参る」の意味・読み・例文・類語

みこうし【御格子】 参(まい)

  1. ( 「参る」は、ある事に奉仕する、してさしあげるの意で、格子を上げる場合にも下げる場合にもいう )
  2. 格子を上げてさしあげる。
    1. [初出の実例]「なほ伏したれば、みかうしもまゐらず」(出典:枕草子(10C終)一八四)
  3. 格子をおろしてさしあげる。また、おろしたままにしておく。
    1. [初出の実例]「雪のいと高う降りたるを、例ならずみかうしまゐりて」(出典:枕草子(10C終)二九九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む