御用ざ(読み)ごようざ

精選版 日本国語大辞典 「御用ざ」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐ざ【御用ざ】

  1. 〘 感動詞 〙 ( 「ごようじんそうらえ(御用心候)」の変化した語 ) 火の用心はよいかと番太などが呼びあるく声。ごようざい。ごよざ
    1. [初出の実例]「鉄棒(かなぼう)の音ちりりんちりりん、御ようざ御ようざの声」(出典浄瑠璃児源氏道中軍記(1744)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android