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番太 ばんた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

番太
ばんた

江戸時代,町村において警備や火の番にあたった者をいう。江戸では番太郎という。地方によっては非人身分の者も多く,穴掘,火葬,行路死者の始末などにあたった。

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デジタル大辞泉の解説

ばん‐た【番太】

江戸時代、町や村に雇われ、夜警や火事・水門などの番に当たった者。非人身分の者が多かった。
江戸で、自身番番人。任につきながら駄菓子・玩具・雑貨なども売った。番太郎。

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大辞林 第三版の解説

ばんた【番太】

近世、町や村に雇われて夜警や浮浪者の取り締まりなどにあたった者。多くは非人身分の者であった。江戸では各町の木戸の番小屋に住み、昼は草履・わらじ・駄菓子などを商った平民身分の者。番太郎。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

番太
ばんた

江戸時代、町村に召し抱えられた見張り番の愛称。つまり見張り番を「番太郎」、あるいはその略の「番太」とよんだ。職務は、町によっては四つ辻(つじ)などにある番小屋の木戸番、あるいは火の番や夜番、村によっては山野水門の警備や走り使い、夜番、浮浪者の取締りなどである。ただし、江戸の町では町方が自警組織の一つとして経営した自身番の番人をさす。この江戸の番太は平民で、自身番として勤めながらも駄菓子などを売る内職に励んでいたが、その他の所では非人身分の者が多く番非人ともいわれた。[犬馬場紀子]

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世界大百科事典内の番太の言及

【番太郎】より

…江戸時代の町や村に置かれた番人のこと。番人を番太と呼ぶことは各地に広く見られるが,番太郎の称はこの番太から転じたものと考えられる。番人の性格は,都市と農村で,あるいは地域によってさまざまな違いがあり,江戸,大坂,京都の三都だけをとっても大きな差異がある。…

※「番太」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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