御用済み(読み)ゴヨウズミ

デジタル大辞泉 「御用済み」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐ずみ【御用済み】

ある人を敬って、その人の使用が済んだことをいう語。「御用済みの品」
官公庁用務が終わり、その職を免ずること。
不要になった人や物を、やや軽んじていう語。「君はもう御用済みだ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「御用済み」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐ずみ【御用済】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高い身分の人の使用していたもので、その使用が終わったこと。
  3. 主命官命などによる用務が終わり、その職、仕事を免ずること。
    1. [初出の実例]「御本家豊島の御陣へ被出候ふ趣、承知仕り候、是れに依って後年御用済(ゴヨウズミ)の時は、勝手次第、当村帰住致さるべく候」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初)
  4. 不要になった人や物を、やや軽んじていう語。「君はもう御用済みだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む