御連(読み)おつれ

精選版 日本国語大辞典 「御連」の意味・読み・例文・類語

お‐つれ【御連】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① 連れている人を敬って、その連れの人をいう語。
※虎明本狂言・二人大名(室町末‐近世初)「某はおつれには似合ませぬさきへ参る」
② (①の意から) 群れをなしているものの第二番目のものをいう。
※弓張記(1450‐1500頃か)「いちひきの物といふは一はんにとをるものをいふ也。おつれとは二はんめに行をいふ也」

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