徳に隠る(読み)とくにかくれる

精選版 日本国語大辞典 「徳に隠る」の意味・読み・例文・類語

とく【徳】 に 隠(かくれ)

  1. 恩恵に浴する。恩徳をこうむる。いつくしみを受ける。
    1. [初出の実例]「昔童にて、いと睦まじうらうたきものにし給ひしかば、かうぶりなど得しまでこの御とくにかくれたりしを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)関屋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android