恩徳(読み)オントク

デジタル大辞泉 「恩徳」の意味・読み・例文・類語

おん‐とく【恩徳】

《「おんどく」とも》
恵み。情け恩恵
「母の御―七生しちしゃうむまれかはりても報じがたく存ずる折節」〈浄・嫗山姥
仏語三徳の一。仏が世の人を救おうとしてたれる恵みの徳。

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精選版 日本国語大辞典 「恩徳」の意味・読み・例文・類語

おん‐とく【恩徳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おんどく」とも ) 恩と徳。めぐみ。いつくしみ。
    1. [初出の実例]「生前蒙無涯之恩徳、向後亦欲無涯之恩」(出典権記‐長徳四年(998)三月三日)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐斉策・上〕

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普及版 字通 「恩徳」の読み・字形・画数・意味

【恩徳】おんとく

めぐみ。

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