徳寿宮金銅半跏思惟像(読み)とくじゅきゅうこんどうはんかしゆいぞう(その他表記)Tǒksu-kung

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「徳寿宮金銅半跏思惟像」の意味・わかりやすい解説

徳寿宮金銅半跏思惟像
とくじゅきゅうこんどうはんかしゆいぞう
Tǒksu-kung

韓国ソウルの国立中央博物館収蔵の弥勒仏名品。もと李王家の蔵品であったためこの名がある。上半身裸形で,頭に簡素な花弁形の宝冠を着け,榻座 (こしきざ) に腰掛けて右手人差指を頬に当てた思惟形の菩薩像。京都,広隆寺の『弥勒菩薩半跏思惟像』と非常によく似ていることで有名。三国時代7世紀前半の作品。像高 90cm。

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