上半身(読み)カミハンシン

精選版 日本国語大辞典 「上半身」の意味・読み・例文・類語

かみ‐はんしん【上半身】

  1. 〘 名詞 〙 身体の腰から上にあたる部分。じょうはんしん。⇔下半身(しもはんしん)下半身(かはんしん)
    1. [初出の実例]「蛇の下半身が〈略〉雨垂落の上に落ちた。続いて上半身(カミハンシン)が這ってゐた窓の鴨居の上をはづれて」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一九)

じょう‐はんしんジャウ‥【上半身】

  1. 〘 名詞 〙 身体を上下に分けた上半分。腰から上の部分。上体。上身。かみはんしん。⇔下半身
    1. [初出の実例]「上半身の装束を著け、鬘面を被り、早替を以て身振の芸を演するもの」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む